こんにちは。
空間工房の森山です。
今日は、「リビングの一角にお部屋がある場合のレイアウト」をご紹介させて頂きます
リビングの一角にお部屋がある間取り。見たことありませんか?
これは、実際にご相談頂いたお客様の間取りです。

LDKの一角に引き戸で仕切られた5畳くらいのスペースがあり、現在はここを衣装部屋兼家事室のように使っていますが、このスペースがあるためにリビングが切り取られた形になり、レイアウトが難しいです。とのご相談でした。
この様な間取りの場合、どの様に家具を配置するでしょうか。
例えばこんな感じ。

部屋に対して平行にソファを置く。
または、部屋に対して垂直にソファを置くといった感じでしょうか。

ご相談頂いたお客様はリビング横のスペースを衣装部屋兼家事スペースとしてご利用されているとの事でした。
どちらのレイアウトもある一か所だけが狭くなったり、デットスペースができて収納する場所少なかったりと、レイアウトに一苦労…
間取りを見ると、衣装スペースとしては通路が広すぎてもったいない印象を受けました。
こんな時、私は部屋のドアをオープンにし、大きな一つの空間として配置します。
こちらのお部屋も衣装部屋兼家事室としてご利用頂いているお部屋の扉を開け、大きな一つの空間とします。

お部屋の境目にソファ前面がくるように置きました。ソファの前脚(?)がリビング側にくればグラツキなどはないと思います。(ソファの脚でお部屋の境目を挟むイメージです)
その位置に合わせ、お手持ちの衣装収納をソファ後ろに背合せに配置してみました。
こうする事で、衣装部屋のデットスペースをソファにうまく使う事ができ、窮屈感を緩和する事ができます。
衣装収納の裏面がソファ側から見えてしまうため、ソファと衣装収納の間にディアウォールを使って、仮の壁を作ります。
DIYは苦手だわ…
という事であれば、天井からカーテンを付けて空間を仕切っても素敵だと思います。
衣装部屋兼家事スペースの窓面にデスク、もしくはお手持ちの低めの家具(カラーBOXなど)を置くと、その上で家事を行う事ができ、また窓からの光も取り入れられるので心地よく家事をして頂けるのでは。と考えました。
お洋服が多い場合は、このデスク面にも収納家具を置いて頂けます。

こうすると、クロークスペースとなりますね。
この場合、クローク同士の間にカラーBOXなどを置ける幅が残っていれば、中央に配置すると、バッグや小物をしまいつつ、上の部分で家事ができるカウンターとなります。

衣装部屋兼家事スペース入ってすぐのところにもディアウォールを使って壁面収納を作ってみては?と考えました。

イメージはこの様な感じです。

ここに普段使いのバッグやコートなどの小物を収納すると非常に動線がよくなり使いやすい場所になります。
こちらも設置が現実的ではない場合は、ホームセンターで売っている画鋲ほどの小さな穴で設置可能なフックなどを数か所壁に刺すと似た雰囲気を作る事が可能です。
この様に配置するとTV横に広めのスペースができるので、床でゴロゴロくつろげるスペースとする事が可能です。
大きめのラグをひくと通路感がなくなるので、寝転がりやすいですね。
全体のイメージはこの様になります。

↑※画像をクリックすると拡大表示されます。
いかがでしたか?
ご紹介した家具や小物、DIYの材料は空間工房でも購入可能です。
お部屋作りの参考になれば嬉しいです。