
こんにちは。空間工房の森山です。
日本人の生活に欠かせない和室。
裸足で入れるし、そのままゴロンと寝転がれて落ち着く空間ですよね。
でもこの和室、もっとおしゃれにならないかと考えている方もいませんか?
そこで今日は襖をおしゃれにデコレーションしてみたいと思います。
今日デコレーションするのは洋室に面したふすまを、お部屋に合うようデコレーションしていきます。
BEFOR
まずはデコレーション前の写真。

もともと洋室に合う、シンプルなホワイトのふすまです。
ふすまを外します。
まずはふすまを外して作業しやすい様、床に置きます。

のりを使うので、汚れても大丈夫な養生をしましょう。
養生に新聞紙などの紙素材を使うと、のりでふすまに新聞紙がくっついてしまう場合があります。
私は、100均のレジャーシートを使う事が多いです。これならついたのりもすぐにふき取れるし、のりがたくさんついてしまった時にはすぐに処分可能です。
その上に壁紙をのせます。
養生ができたら、ふすまのうえに壁紙をおき、大体の大きさに切っていきます。

ふすまに壁紙を貼るときは、私はのり付きの壁紙を使用する事が多いです。
あらかじめ壁紙にのりが付いた状態で納品されます。
最近ではインターネットでも気軽にのり付きの壁紙を購入する事も可能ですし、ホームセンターでのり付け加工をしてくれる所も増えているので、手に入りやすくなりましたね。
壁紙を貼っていく
壁紙の裏にはフィルムが付いているので、ゆっくりはがしながら壁紙を貼っていきます。

この時できれば二人で息を合わせながらフィルムを剥がしていくときれいに置く事ができます。
壁紙をふすまの上に置いたら、ハケで空気をきれいに抜いていきます。
この画像はハケで空気を抜いた後の画像です。
見るとまだ壁紙がヨレヨレしていますね。
これは、下に貼ってあった元のふすま紙がのりの水分を含み膨張するためです。
不安になるくらいヨレヨレですが、2~3日するとピンと元通りに張ってきます。
余分な箇所をカットしていきます。
空気が抜けたら、余分な箇所をカットしていきます。

ふすまの枠にヘラでしっかりとクセをつけ、枠に合わせてカッターでカットしていきます。
この時のコツはカッターを寝かせて切っていく事です。
大げさに言うとふすまの枠にカッターを入れていく様な感じです。
余分な壁紙が切れたら、ふすまの枠を水拭きします。
(必ずのりが乾く前に水拭きをしましょう。のりが乾くと取れなくなります)
AFTER
しっかりと壁紙が乾いたら出来上がりです。

ふすまをデコレーションするだけでも随分と雰囲気が変わりますね。
番外編
今回、余った壁紙はカウンター下にも貼りました!
ふすまと同じ柄なので、お部屋全体の調和がとれて素敵になりました。

いかがでしたか?
お部屋作りの参考になれば嬉しいです。