こんにちは。
空間工房の森山です。
前回好評だった「横長リビングのレイアウト」に続き今日は「縦長のリビングのレイアウト」について考えてみました。
縦長のリビングは壁面が多く、家具を配置しやすいのが特徴です。
隣の部屋の引き戸を開ければ一体化した空間としても利用できる使いやすい間取りです。
縦長リビングはこの様な間取りの場合が多いでしょうか。

分譲・賃貸に関わらずマンションタイプのリビングの間取りとしてよく見かけるのではないでしょうか。
縦長キッチンでよくあるのが、この様なレイアウトです。

対面キッチンの前にダイニングテーブルを、その後ろににソファーやTVを置く。
または、基本の配置は同じで向きを変えたこの様なレイアウト。

動線を考えると、効率よく無駄がないのでとても便利ですね。
でも、どこに行っても同じ様なレイアウト。
遊びに来た人が「わぁ」と声を上げるようなお部屋にしたい!
限られたこの間取りをどうしたらいいのだろう?
そこで今日は空間工房的縦長リビングの使い方を提案させて頂きます。
例えばこの様な使い方はどうでしょうか。

名付けて「ナチュラルアンティーク」
ナチュラルテイストよりも、更に落ち着いた雰囲気のお部屋にしてみました。
木の素材を多く使うことでナチュラルな雰囲気はそのままに、より大人な空間を作りました。
ポイントは、ライトグレイッシュの色味のアクセントクロスを。床はダークな木目を選びました。
ダイニングテーブルは置かずに、カウンターテーブルをDIYで。


最近は脚を付けるだけの簡単DIYの材料もたくさん販売されていますので、上手に利用したいですね。
更にテーブル天板にはモザイクタイルでデコレーションしてみては?
今回はこの様なタイルをチョイス。

見た目の華やかさはもちろんのこと、タイルを貼ると熱いものもそのまま置けるのでとても便利。
モザイクタイルは、DIY用に裏にシールがついているタイプや、目地埋めの必要ないものもたくさん出ていますので、以前より手軽にトライできる様になりました。
ダイニングテーブルを置かない事で、空間を広く使える様になりました。
そこで今回はお部屋の一角にライブラリスペースを作ってしまします。
まず、ディアウォールで仮の壁を作ります。
これで空間を2つに分ける事ができました。
壁の裏側に背の高いカラーBOXを2つ並べ、コンパクトなデスクを置けば家族みんなで使えるライブラリスペースの完成!
ベランダへ出やすい様、目隠しは透け感のあるカーテンで。
これなら外へ出る時も違和感のない動線を確保できます。
ベランダ前にはアクセントにロッキングチェアも置きました。
明るい日差しを浴びながら、ここでも読書を楽しんで頂けます。
選んだ家具はこちら。

↑※画像をクリックすると拡大表示されます。
リビング照明は暗くなりすぎない様、光量を確保しつつアンティークな風合いのものを選びました。
ソファーは壁紙の色と合わせ、自然の雰囲気を連想させるナチュラルなモノを。。
暗い印象になるのを防ぐため、明るめの色味のラグを選びます。
全体の雰囲気はこちら。

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ご紹介した家具は、全て空間工房で購入可能です。
お部屋づくりの参考になれば嬉しいです。