こんにちは。
空間工房の森山です。
今日はマンションによくある横長のリビングについて考えてみました。
横長リビングは使い勝手がよく、家具も置きやすいのが特徴です。

分譲・賃貸に関わらずリビングの間取りとして多く使われていますね。
横長キッチンでよくあるのが、この様なレイアウトでしょうか。

キッチン前にダイニングテーブルを、隣にソファーとTVを配置。
もしくは、キッチンに対して90度にダイニングテーブルを置く。

このレイアウト、動線もよく無駄がないのでとても便利ですよね。
でもレイアウトの時に頭を悩ませた事はありませんか?
そうです。カウンターキッチンの下の部分。
どうやって使おう??
ネットショップでカウンター下の収納を買ってみた。でも何だかもの足りない。
もう少し効率的で、ひとひねりしたレイアウトがないかしら…??
と。
そこで今日は空間工房的横長リビングのレイアウトをご紹介させて頂きます。
ダイニングやソファーの基本の場所は変えず、向きや使い方に少し個性を出して配置してみました。
こうする事で「私だけのインテリア」にする事ができます。

来客用に大きなダイニングテーブルを置きたい所ですが、ここはあえて4人用のテーブルをチョイス。斜めに置く事で、どの位置からもTVを見られるようにしました。
ここから空間工房らしく、カウンターキッチンの前にダイニングテーブルと同じ高さのカウンターテーブルをDIYで作ってしまいます。
ここでは45センチ×120センチのテーブルを2つ並べて置きました。
天板や足は空間工房でも購入可能ですが、ホームセンターやオークション、インターネットでも取り扱っている所があります。お部屋のテイストに合ったパーツを見つけるのもDIYの楽しみの一つですね。このテーブルはDIY初心者にも簡単に作る事ができます。
ポイントは、あえて1つの長テーブルにしない事。同じサイズのテーブルを2つ作る事で、来客時には超ロングの8人掛けテーブルへと変身してくれます。
来客時のレイアウトはこちら。

お子様の宿題やママのパソコンタイムなど、普段のデスクワークはカウンターテーブル。
来客時は最大8名まで座れるダイニングテーブルへとアクティブに働いてくれます。
収納は大きな家具1点置き。
大きな家具は圧迫感がでるとよく言われますが、私は大きな家具を1つだけ置くのはかえってスッキリと見えると思っています。
生活感の出るものは天井まである大容量の収納に全てしまってしまいましょう。
リビングスペースは幅153センチほどのソファーを選びました。
部屋に圧迫感が出にくく、それでいて足を伸ばして横になる事もできる大きさで私の大好きなサイズです。
シンプルでカバーが洗えるので、どんなテイストにも調和し、長く清潔に使ってもらえます。
ソファーがシンプルなので、クッションに色味を入れるのを忘れずに。
家具は「空間工房的ちょいヴィンテージなカリフォルニアスタイル」
海辺のカフェの様な雰囲気で、波の音が聞こえてきそうな空間をイメージして選びました。

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ここからはお部屋の改造!
壁はホワイトウッドの柄をベースに、TV台の後ろ部分だけをヘリンボーン風な木目クロスをDIYで。
床は海辺を感じさせる褪せた風合いのフロアタイルを選びました。
手作りのカウンターテーブルには、収納機能お備えたスツールを。
普段小物の収納や、来客時のお客様の荷物など何かと便利に使えます。
カウンター前を黒板塗料でペイントすると更にSEASIDE感がでますね。
全体の雰囲気はこちら。

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照明もヴィンテージ感のでるブリキのものをチョイス。
そしてリビングには「海と言えばシーリングファン!」こちらも錆びた様な加工の照明付ファン。
シーリングファンにはサーキュレーターとして冷暖房効率上げる機能があります。
省エネに貢献もできる万能アイテム。重たいものが多いので、設置の時は天井の荷重確認を忘れずに。
小物はシェルモチーフや、サーフボードなど海辺を思わせるものを散りばめて。
ご紹介した家具は、全て空間工房で購入可能です。
※サーフボードのお取り扱いはありません。
お部屋づくりの参考になれば嬉しいです。